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write by : 2009年08月02日 23:04
東京慈恵会医科大学附属病院 血液浄化部
香川千絵 先生
【目的】
要介護患者にPD療法を施行するには、
介護支援施設の協力が不可欠であるが、
PD療法への不安などから受入が難しい現状にある。
そこで要介護患者の現況を解析し、その課題を明らかにする。
【対象・方法】
当院のPD患者81名を対象に、要介護および要支援の状況を調査した。
【結果】
要介護と判定された患者は12名、平均年齢77.1歳であった。
このうち要介護5は1名、要介護4は1名、要介護2は1名、
要支援1は2名であったが、他の7名は介護認定をあえて受けていなかった。
この介護認定を受けていない7名は、家族のサポート力も大きく、
現況での支援は必要ないとの意見が多かった。
要介護2および4の2名は導入時にコーディネーターが
事業所などへ出向き勉強会を行うことにより、
現在は、バック交換を含めた介護が可能となっている。
コーディネーターが介入することにより、介護施設との連携が出来るようになってきた。
【結論】
介護施設への積極的な働きかけににより、PD療法に対する良好な支援体制の確立が期待される。
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