腎代替療法の説明を担当する看護師の育成内容についての検討 - 透析導入

透析導入をテーマとして透析療法を安全に受け入れ・理解してもらい透析患者への指導方法やポイントなどをご紹介。

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腎代替療法の説明を担当する看護師の育成内容についての検討

JA広島総合病院看護科東8階
村中 好美 先生

【目的】
腎不全患者が腎代替療法を選択する際に、
医療従事者からの情報提供は必須である。

当院では看護師が腎代替療法の詳細とライフスタイルについて
説明する体勢を整えている。

しかしながら、情報提供を受ける患者の性格及び生活背景が多様であることから、
本業務を担当する看護師は不安を抱えながら遂行している。

そこで、本業務に対する看護師が抱える不安や問題点を抽出し、
看護師への育成内容を検討した。

【方法】
本業務を経験した看護師と今後担当を予定している看護師各5名を対象に、
全員にアンケートと一部は面接によるインタビューを実施した。

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看護師による腎代替療法説明の取り組み

健和会病院透析センター
木下嘉代先生

【はじめに】
2007年10月より慢性腎臓病(以下CKD)外来において、
看護師による腎代替療法説明(以下IC)を開始した。

【方法】
CKDステージ4以上の患者を対象として、次回CKD外来受診時のICを予約する。
予約当日患者が血液検査結果を待つ間に透析センターの専任看護師が、
腎代替療法についてパンフレットを用いて説明し、透析室を案内する。
希望があれば腹膜透析患者との面談を設定する。
面接時間は30〜60分程度。
患者の希望と身体的・精神的・社会的背景を考慮して情報提供し、
最終的な意向は受診時に医師が確認する。

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療法選択外来を開設して

関西医科大学附属滝井病院透析室
岡敦子先生

【目的・方法】
2008年2月に看護師による療法選択外来を開設したので、
その成果と問題点を検討した。

【結果】
開設から2008年末までの透析導入患者41名(血液透析(HD)34名、
腹膜透析(PD)7名(17%)中、療法選択外来を受診したのは18名(44%)であった。

受診しなかった理由は主に他院からの緊急透析導入例であった。

同外来を受診した18名の選択した療法はHD13名、腹膜透析5名(28%)であった。

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