フットケアの10年間 - 糖尿病 フットケア

糖尿病の為のフットケア研究発表および抄録をご紹介します。認定看護師や学術集会、研修会などの情報を配信。

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フットケアの10年間

腎健クリニック
石黒真美 先生

透析患者の残された身体機能を守っていくのは、透析スタッフの役目である。
現在患者の50%以上の透析導入の原因は糖尿病である。
その為の治療は複雑になっている。
我々が10年以上に渡り週一回行っているフットケアにより
糖尿病性壊疽による下肢切断患者は「0」である。
当院のフットケアの現状を振り返り、その要因を考えてみた。

アンケート調査の結果、患者の足に対する意識が変化して来ており、
足の状態も改善されている事がわかった。

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ハイドロサイトを使用して

欅会北八王子クリニック 看護部
四宮直実 先生

【目的】
糖尿病患者では動脈硬化が進行しやすく、自律神経障害や末梢神経障害、
感覚低下により小さな傷から感染を引き起こし容易に皮膚潰瘍や壊疽が発症する。今回、足趾創傷に対し看護師より湿潤処置すなわち、親水性ポリウレタンドレッシングハイドロサイト(スミスアンドネフュー社)を提案し使用した結果、著効が見られたので報告する。

【方法】
ヒビテン浴後、ハイドロサイト使用による処置を発症から治癒までの
約12週間施行した。

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当クリニックにおけるフットチェック・ケアへの取り組み

名古屋栄クリニック 看護部
吉田恵理子 先生

【目的】
透析導入となる基礎疾患として糖尿病が最も多く、
維持透析患者の中で高齢者の占める割合も少なくない状況であり、
フットチェックは重要視されている。
当院でもそのような認識のもとフットチェックに取り組んでおり、
そのシステムと当院での足病変の概要に関して報告する。

【方法】
すべての維持透析患者についてフットチェックカルテを用意し、
1〜3ヶ月毎に自覚症状、他覚所見について記録し、必要に応じて写真撮影も追加した。また、チェックした内容に応じて、ABIやエコーによる評価や薬剤治療、フットケアを施行した。

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