スポンサードリンク
名古屋大学医学部附属病院10E
斉藤 信子 先生
当院は泌尿器科33床、腎臓内科13床、共通6床を有する混合病棟である。
2005年よりCAPD患者を受け入れ、これまでの導入患者は50名を超えている。
そして、導入以外にも合併症による入院患者が増加している現状である。
患者指導は専任講師と病棟看護師が行っており、指導に関わる機会は少なく、
新人やローテーターは患者指導に不安を持っていた。
そのため、先行研究ではスタッフ全員を対象にアンケート調査を実施し、
不安要素を抽出し分析した。
香川県立中央病院 血液病腎代謝センター
峯奈穂美 先生
【はじめに】
腎臓治療の選択は自己決定が望まれており、当院においても患者、
家族の意思を尊重し、可能な限り自己決定に沿って支援を行っている。
しかし、在宅治療が困難な症例においては、患者、医療者共に
腹膜透析導入の選択に消極的になる場合もみられる。
【結果】
在宅治療が非常に困難と考えられた症例において治療選択介入、
チーム医療による導入期教育、地域連携を目的とした他職種間カンファレンスにより自己決定を支援した経験を報告する。
所沢腎クリニック 看護部
川上道子 先生
【目的】
今回我々は全盲、肢体不自由なCAPDへの全面的な往診による患者治療を行った。
在宅診療の一方法として重要と考え報告する。
【症例】
症例は45歳の男性、35歳時に視力低下、糖尿病性網膜症と診断された。
その後腎機能悪化し平成15年2月にCAPD導入となる。
導入後視力低下し全盲状態となる。
平成16年4月に自宅の階段から転倒落下、脳挫傷のために近医入院。
その後自力歩行ならびにCAPD液の交換は困難となり、
妻が全面介助により液交換を行っていた。
しかし起立性の低血圧が強く自力での坐位の保持も困案となり、
当院への通院も困難となった。
そのため週に一回看護師が訪問し、採血、
全身状態とCAPDの状態確認を行った、
医師は月に一回から二回往診をして全身状態の管理、EPO投与、投薬を行っている。
現在訪問看護による患者管理を行い一年になるが状態は安定している。
新着記事
月別アーカイブ
今日のキーワード
当サイトのRSS
カテゴリー
Copyright (C) 2009-2013 All Rights Reserved 透析看護研究