全自動透析装置GC110N導入と業務効率 - 看護研究テーマ

研究テーマとして透析療法が安全に継続される為に必要な知識や技術ならびに透析患者の指導方法のポイントなどをご紹介。

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全自動透析装置GC110N導入と業務効率

(医)川島病院
坂尾博伸 先生

【目的】
JMS全自動透析装置GC110Nでの業務効率と安全性を検討した。

【方法】
川島ホスピタルグループでは2006年から
全自動透析装置GC110Nを導入した。

現在、血液透析患者(血液濾過透析患者を含む)840人を当施設で治療している。

全自動透析装置導入前と2年後の患者:要員比率とアクシデント件数を比較し評価した。

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看護師・臨床工学技士編成チームでの患者指導・支援への取り組み

守山市民病院看護部人工透析室
北野安澄 先生

【背景】
患者指導を実施するにあたり、スタッフの経験年数や
個々の役割認識の違いにより、指導内容のばらつき、
患者支援に偏りが生じていた。

【目的】
スタッフによる患者指導内容の統一化を図り、
継続した患者支援が出来る。

【方法】
1.受持ち担当制を看護師、臨床工学技士編成でのチーム体制とする。
2.チェックシートの導入。

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透析施設における固定チームナーシング導入による効果の検討

嶋田病院
宮本友子 先生

【目的】
外来透析における固定チームナーシングは一般的に行われているが、
入院透析にも導入することでその効果を検討した。

【方法】
これまで1病棟48床であった病棟を
重症度などを基準に2病棟(4階24床+5階24床)に分け、
それぞれに看護師、看護助手を1年間固定配置し、
各固定チームリーダーが各病棟の年間目標管理などを行う体制を確立した。

病棟のチームスタッフが患者と共に透析室へ移動し、
これまでは透析室スタッフが行っていた透析業務を行うようにした。

その際、移動しやすいようにチーム毎に患者の透析日を分けるなどの工夫をした。

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高齢者疑似体験後の意識・実践の変化〜疑似体験6ヵ月後の追跡調査〜 : 2009年08月10日
高齢者疑似体験後の意識・実践の変化〜疑似体験6ヵ月後の追跡調査〜。疑似体験を通して体得したことは、意識や実践の変化に繋がる。
当院透析室看護師のストレスとやる気についての実態調査 : 2009年08月09日
当院透析室看護師のストレスとやる気についての実態調査。プリセプティとプリセプターでは他の看護師に比べ、高いストレスを感じておりプリセプター制度や業務内容の再検討が必要と考えられた。
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透析病棟における「配薬カレンダー」の有用性。服薬が自己管理困難な透析入院患者に対して有効なツールと考えられる。
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当院透析看護師におけるメンタルヘルスの現況〜勤務部署による比較〜。医療の職場環境の変化に伴い、勤務部署のストレス状況を把握し、それに応じた対策が必要と思われる。
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「血液透析のいろいろ勉強会」への取り組み。透析に関心を持ってくれる支援者が多く、集団指導を目的とした勉強会は効果的である。
体重増加不良患者へのアプローチ〜行動変容プログラムを活用した一例〜 : 2009年08月05日
体重増加不良患者へのアプローチ〜行動変容プログラムを活用した一例〜。患者の自己管理意欲を高め安定した透析が行えるようになった。
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自己効力感が高まる透析患者教育の検討。誕生日月にセルフ・モニタリング法を用いて患者教育を試みた結果、自己効力感が高まり体重増加量を減少する事ができた。
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効果的な患者指導を目指して。患者の認識の変化と体重増加率を比較したので報告する。
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シナカルセト内服患者のコンプライアンス向上への関わり : 2009年07月27日
シナカルセト内服患者のコンプライアンス向上への関わり。個々の患者に応じて指導すればコンプライアンス向上が期待できる。
服薬状況が改善した症例 : 2009年07月27日
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血清P・Caコントロールを目指した服薬指導の工夫とその評価 : 2009年07月26日
血清P・Caコントロールを目指した服薬指導の工夫とその評価。これまでの「指導」というイメージにとらわれず、その切り口を変えてみることも必要だと示唆される。
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