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write by : 2012年12月26日 19:52
関西医科大学附属滝井病院透析室
岡敦子先生
【目的・方法】
2008年2月に看護師による療法選択外来を開設したので、
その成果と問題点を検討した。
【結果】
開設から2008年末までの透析導入患者41名(血液透析(HD)34名、
腹膜透析(PD)7名(17%)中、療法選択外来を受診したのは18名(44%)であった。
受診しなかった理由は主に他院からの緊急透析導入例であった。
同外来を受診した18名の選択した療法はHD13名、腹膜透析5名(28%)であった。
選択理由は、HD選択例は、
HDは自己管理が楽、
PDは家族の協力が得られない、
視覚障害、
手指が不自由が多かった。
PD選択例では、PDの社会復帰の容易さや通院の利便性、
HDの長時間拘束に対する不満が多かった。
【考察・まとめ】
療法選択外来を受診した患者でPDの選択率が高かった。
これは療法について、選択理由にもある患者背景をふまえたうえで、
なおかつ時間的にも十分な説明が出来た結果と考える。
一方、緊急透析導入例に対してどのように対応していくが今後の課題である。
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