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write by : 2009年07月26日 22:33
欅会北八王子クリニック 看護部
四宮直実 先生
【目的】
糖尿病患者では動脈硬化が進行しやすく、自律神経障害や末梢神経障害、
感覚低下により小さな傷から感染を引き起こし容易に皮膚潰瘍や壊疽が発症する。今回、足趾創傷に対し看護師より湿潤処置すなわち、親水性ポリウレタンドレッシングハイドロサイト(スミスアンドネフュー社)を提案し使用した結果、著効が見られたので報告する。
【方法】
ヒビテン浴後、ハイドロサイト使用による処置を発症から治癒までの
約12週間施行した。
【結果】
約12週間で著効が見られ20週間で完治した。
ハイドロサイト使用により湿潤処置の有効性を再確認でき、
フットケアの重要性と今後の指針を見出すことが出来た。
看護師は今回の経験で、患者とのナラティブアプローチが実感できた。
【考察】
発見時の創傷は重度で潰瘍を形成しつつあった。
今回ハイドロサイト使用により治癒でき、感染やASOなどの血流障害が存在すると更に悪化、壊疽による下肢切断となる危険性もある。
医療者側の総合的なフットケアと、傷を作らないよう患者自身に下肢の状態を
理解し、在宅でのケアができるような患者教育・指導が不可欠である。
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