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write by : 2009年08月28日 06:11
長岡赤十字病院 人工腎センター
駒形容子 先生
【はじめに】
血液透析(以下HD)が妥当であると判断した糖尿病自己管理不良の患者は、
導入10ヵ月後に腹膜透析(以下PD)を強く希望し移行することになった。
患者に必要な指導と治療環境を整えることで、安全にPDへ移行できた症例について報告する。
【対象】
K氏、59歳男性、独居/H19.3.1糖尿病性腎症にてHD導入
(血糖コントロール不良で入退院を繰り返していたためHDの説明のみ実施)/本人の強い希望でPDに移行
【方法】
1)PDの説明・随時意思の確認
2)十分な患者の実技指導
3)近親者・社会資源との連絡調整
【結果】
K氏は療法説明後「早くやってみたい」と前向きであった。
K氏にはバック交換のみを習得とし、その他は訪問看護などの支援体制を整備した。
移行後は体調がよく気持にゆとりができた。
8ヵ月間大きなトラブルを発生せずK氏は安全に治療の継続ができている。
【まとめ】
患者の意思で療法変更を決定し実現できた。
PDは困難と思われる症例でも主体的に療法選択できるよう支援していきたい。
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