スポンサードリンク
write by : 2013年01月17日 17:50
(医)博文会児玉病院看護部透析室
田中智珠子 先生
【背景と目的】
転倒事故重篤例の経験より、
透析室全員が外来透析患者の
転倒の重大性と予防の必要性を痛感し、
全職員統一転倒対策チーム(以下チーム)を発足させた。
今回、その効果を転倒事故発生件数から検討する。
【対象・方法】
外来透析患者660名(F/M=215/445、平均59.2歳)チーム中心に
勉強会開催・スコアシートや予防計画書を作成、
実施の効果検証のため事故件数調査を平成16年10月〜20年9月の期間で行った。
【結果】
転倒予防の実施により転倒頻度の顕著な低減が認められた。
更に少数の転倒例でも重症度は軽症以下に留まった。
【考察と結論】
一般人口60歳以上の在宅高齢者の転倒による
骨折発生率は60%以上である。
より高リスク群の透析患者においても、
透析室全員参加のチームの積極的活動で明らかに転倒予防が可能であった。
高齢透析外来患者の安全継続のためには、
患者個々特有の危険性を予測し全人的かつ全組織的な防止対策が重要である。
スポンサードリンク
▽全員参加型の転倒対策チームは外来透析患者の転倒予防に有効であるのキーワード
▽次の記事、前の記事
当院透析センターにおける看護必要量の調査「血液透析患者の看護の必要量」票を用いて | 透析室看護師のストレスに対するサポート体制の確立へ向けてその1
▽全員参加型の転倒対策チームは外来透析患者の転倒予防に有効であるのレビューをブログに書く
ブログのネタに使う場合は、以下のリンクソースをブログに貼るだけでOKです。
▽全員参加型の転倒対策チームは外来透析患者の転倒予防に有効であるにトラックバックする
▽全員参加型の転倒対策チームは外来透析患者の転倒予防に有効であるにコメントする
今日のキーワード
当サイトのRSS
カテゴリー
新着記事
月別アーカイブ
Copyright (C) 2009-2013 All Rights Reserved 透析看護研究