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write by : 2009年08月18日 18:45
磐田市立総合病院
佐藤明美 先生
【目的】
当院では透析看護認定看護師による腎不全看護外来を開設し
CKD患者の指導を行ってきた。
その指導のポイントは生活習慣の改善であり、
継続的な指導が重要といわれているが、
指導日が2回/月のため1回限りの指導となることが多く、
患者の反応や生活習慣の変化を把握することが難しく
継続的な指導が困難な状況にある。
そこで、看護外来での指導について患者の意識調査に基づいて評価をした。
【方法】
腎不全看護外来で個別指導を受け、
同意を得られた患者にアンケート調査を行った。
【結果】
アンケートに回答した患者は60人で、平均年齢64.4歳であった。
このうち63%が指導回数は1回のみであった。
1回の指導で「自己の腎機能についての理解度は
「よくわかった」、「わかった」が92%、
「あまり」が5%であった。
また、「指導が生活習慣の改善に繋がった」が100%であった。
「これからどのようにすればよいかがわかった」が95%であった。
【考察】
1回の指導でも患者が自己の腎機能を正しく認識することで、
生活習慣の改善への動機付けとなる。
また、患者が何をするべきかを具体的に指導することが必要である。
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