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write by : 2009年08月02日 22:52
岡山済生会総合病院 腎臓病センター
三上裕子 先生
【はじめに】
当院では、医学的理由や患者・家族の希望により
高齢者にもCAPD(以下PDとする)を多く導入している。
高齢PD患者では、バッグ交換の自立かサポートがあれば
在宅可能の目安となる。
在宅継続のために、APDを使用した患者の経過を報告する。
【方法】
2008年度APDを使用した75歳以上のPD患者3名について、
在宅支援体制を検討した。
【結果・考察】
症例1は86歳男性、PD自立4年目で、
バッグ交換ができなくなり家族サポートでAPDへ変更した。
データーの改善に伴って、日常生活は安定した。
症例2は77歳女性、導入時より家族サポートにより使用。
症例3は89歳女性、PD自立6年半で、
転倒後ADL低下となり家族サポートでAPDへ変更した。
在宅継続のためには、バッグ交換ができなくなった時点で、
家族とよく話し合いをする。
在宅支援体制のためには、ケアカンファレンスを持ち
サポート者の負担軽減を考える。
スムーズな入院体制などが重要である。
【まとめ】
高齢PD患者では、導入時やバッグ交換の自立ができなくなった時には、
APDを考慮した在宅支援も可能である。
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