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write by : 2009年08月02日 22:31
北彩都病院 看護部
吉川春美 先生
【目的】
PDは、身体への負担や通院が少ない等の利点から
高齢者の導入が増えている。
近年の核家族化や介護者の高齢化により介護負担が高いのではと予測し、
適切な援助に繋げていく目的で生活状況と介護負担度の調査を行った。
【方法】
当院外来通院PD患者、65歳以上14名の介護者に
Zarit介護負担尺度と独自のアンケート調査を行った。
【結果】
介護者14名中9名が60歳以上であり、うち8名が配偶者であった。
要介護認定者は71%であるが、手技自立度は71%と自立しており、
PD手技自体を負担だと答えたのは1名であった。
しかし、手技の自立や介護度に関らず、介護負担尺度では
精神的負担項目が高値を示した。
【考察】
PDの自立度と介護負担度との相関はなかったが、
在宅での療養を継続する為には、患者の生活背景を把握し、
手技確立を目指すと共に介護者への適切な看護介入が必要である。
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