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write by : 2009年08月30日 07:25
篠ノ井総合病院 人工腎センター
赤塩恵子 先生
【目的】
当院では、平成12年に画像送信による遠隔医療を行なった。
近年インターネットや携帯電話の普及は目覚しく操作は簡便になった。
今回、全盲独居患者のPD管理に対し遠隔医療の再構築を検討したので報告する。
【事例】
50歳男性、糖尿病性網膜症にて完全失明となるが、
家事サービスを活用し独居生活は自立していた。
末期腎不全にてPDを希望したが、通院中の病院での導入が困難であるため当院へ紹介となった。
患者はPD関連の知識を携帯電話やインターネット等から得ていた。
【結果】
全盲によるPD管理上の問題は、APD治療結果、排液確認、
出口部観察ができないことであったが、APD結果画面の動画、
混濁確認のために排液バッグ及び出口部の画像を透析室へ送信した。
医療側の体制は、メールの確認と返信を毎日行ない、日曜日は病棟看護師が担当した。
専用用紙に治療結果、申し送り事項等を記載することにより病棟と透析室での情報共有ができた。
【結語】
遠隔医療を用いて全盲独居患者のPD管理が可能となった。
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