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write by : 2009年08月31日 19:05
所沢腎クリニック 看護部
川上道子 先生
【目的】
今回我々は全盲、肢体不自由なCAPDへの全面的な往診による患者治療を行った。
在宅診療の一方法として重要と考え報告する。
【症例】
症例は45歳の男性、35歳時に視力低下、糖尿病性網膜症と診断された。
その後腎機能悪化し平成15年2月にCAPD導入となる。
導入後視力低下し全盲状態となる。
平成16年4月に自宅の階段から転倒落下、脳挫傷のために近医入院。
その後自力歩行ならびにCAPD液の交換は困難となり、
妻が全面介助により液交換を行っていた。
しかし起立性の低血圧が強く自力での坐位の保持も困案となり、
当院への通院も困難となった。
そのため週に一回看護師が訪問し、採血、
全身状態とCAPDの状態確認を行った、
医師は月に一回から二回往診をして全身状態の管理、EPO投与、投薬を行っている。
現在訪問看護による患者管理を行い一年になるが状態は安定している。
【結語】
往診によるCAPD患者の管理も介護者の助力があれば十分可能である。
その場合の問題点などを考察する。
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