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write by : 2009年08月16日 07:00
東邦病院腎センター
樋下田優美 先生
【はじめに】
糖尿病患者における自己管理は血糖コントロール、塩分制限が重要である。
そこで当院における糖尿病患者の塩分摂取調査を行った。
【研究方法】
2008年7月〜11月にかけて156名の血液透析患者のうち糖尿病を有する患者47名を対象に、月1回、週始めの体重増加量、総除水量、塩分摂取量について調査し、HbA1c値5.8g以下(コントロール良好群)5.9g以上(コントロール不良群)とし比較検討した。
【結果】
5ヶ月間の平均体重増加3.0kg、平均総除水量3108ml、平均塩分量9.4g、
コントロール良好群では体重増加2.7kg、総除水量2926ml、塩分摂取量8.8g、
コントロール不良群では体重増加3.2kg、総除水量3285ml、塩分摂取量9.9gであった。
【考察】
糖尿病を有する血液透析患者では血糖コントロール不良な患者に塩分摂取量が多いことが明確となった。今後はHbA1c値の高い患者を対象に食事調査を行い、体重増加に伴う水分、塩分、そして血糖管理を栄養士と連携し指導していく。
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