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write by : 2009年08月17日 06:20
H・N・メディック 看護部
佐藤亜希 先生
【はじめに】
当院では患者・家族を対象に、当院シェフによる調理デモンストレーションや
調理されたものを試食できるクッキングセミナー(以下CS)を開催した。
CS中にスタッフが調理者と直接関わる指導が血清リン値に反映されるか否かを
検討した。
【対象・方法】
当院の患者家族、実際の調理者29名を対象に
試食を通して食生活の情報を収集し、リン指導へ繋げた。
また、CS前後の血清リン値を比較した。
【結果】
CS前6ヶ月間の平均血清リン値は5.1±0.8mg/dlで
CS後4ヶ月間では5.0±0.8mg/dlであった。
29名中平均血清リン値が当院リン基準値5.5mg/dlを
上回っている患者7名では、CS前後で6.0±0.4mg/dlから
5.4±0.6mg/dlへと下降した。
【考察・まとめ】
安定した血清リン値を継続していく為には、
机上の計算による指導のみならず、調理者が食事管理をどう捉え、
どう実践しているかを把握する事も必要と考える。
CSはその環境にあり、特に高リン患者においては有用であった。
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