スポンサードリンク
write by : 2009年08月05日 07:00
名古屋記念病院
芳賀由美 先生
【目的】
透析間の体重増加が多く頻回に血圧下降を繰り返す患者に対し、
行動変容プログラムを用いた介入を試みたことで安定した透析が可能となった一例を報告する。
【対象】
透析歴4年、糖尿病性腎症、62歳の女性。
【方法】
食事調査から体重増加の問題点の明確化を図り
(1)ステップ・バイ・ステップ法
(2)セルフモニタリング法を用い2ヶ月間実施した。
【結果】
(1)フードモデルを活用し、患者が主体的に目標を設定したことで水分量が減少した。
(2)増加率の推移をグラフで視覚的に訴え、患者の思いを傾聴し行動を振り返ったことで、透析間の体重増加率が減少した。
【考察】
患者が主体的に目標を設定し成功体験を積み重ねたことで、
目標のステップアップが可能となった。
また、患者が自己の経過を振り返ることで、感情や認知を客観的に認識することが、
自己効力を向上させ体重の減少に繋がったと考える。
【結論】
行動変容プログラムを活用したことで、患者の自己管理意欲を高め、
安定した透析が行えるようになった。
スポンサードリンク
▽体重増加不良患者へのアプローチ〜行動変容プログラムを活用した一例〜のキーワード
▽次の記事、前の記事
調理実習における減塩指導の効果 | 「血液透析のいろいろ勉強会」への取り組み
▽体重増加不良患者へのアプローチ〜行動変容プログラムを活用した一例〜のレビューをブログに書く
ブログのネタに使う場合は、以下のリンクソースをブログに貼るだけでOKです。
▽体重増加不良患者へのアプローチ〜行動変容プログラムを活用した一例〜にトラックバックする
▽体重増加不良患者へのアプローチ〜行動変容プログラムを活用した一例〜にコメントする
今日のキーワード
当サイトのRSS
カテゴリー
新着記事
月別アーカイブ
Copyright (C) 2009-2013 All Rights Reserved 透析看護研究