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write by : 2009年08月08日 07:00
(医)衆和会桜町病院
北村志保 先生
【背景】
当院病棟では入院患者の高齢化に伴い、
約8割の患者に対して看護師が内服管理を行なっている。
維持透析患者は内服薬の種類が多く透析日により変わることもあるため、
アクシデントのうち投薬関連の事故件数は平成16年24.7%、
平成17年24.2%と全体の1/4を占めていた。
【目的】
「配薬カレンダー」が、投薬関連の事故件数を減少させ、
確実な内服管理に有用かを検証する。
【方法】
平成16年から17年の2年間にかけて、
入院患者に対して一週間単位の「配薬カレンダー」を導入し、
前後1年間の投薬事故件数を評価した。
「配薬カレンダー」への配薬は薬剤課へ依頼し、
内服時に看護師が取り出し与薬を行なった。
【結果】
「配薬カレンダー」導入後で、内服関連の件数は全体の7.8%と有意に減少した。
また、配薬カレンダーを用いての自己管理への指導も可能となった例が認められた。
【考察】
「配薬カレンダー」は、服薬が自己管理困難な透析入院患者に対して有効なツールと考えられる。
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