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write by : 2009年08月07日 07:00
(医)衆和会桜町病院
米田千恵子 先生
【目的】
当院透析看護師のバーンアウトに関する解析について、
平成4年と平成20年を比較し、バーンアウト群は増加傾向であることを昨年発表した。
今回は、スタッフのメンタルヘルスにつき、勤務部署による分析を行った。
【対象・方法】
衆和会看護師63名を対象とした。
稲岡のBM尺度を用い、バーンアウト状況を健全群、警戒群、バーンアウト群に分類し、
透析病棟、入院透析、外来透析の各部署別に比較した。
【結果】
外来透析ではバーンアウト群は26.1%で、
意識調査では「仕事でのストレスは比較的低いが、
やりがいも低い」との傾向であった。
透析病棟のバーンアウト群は35.0%で、
「仕事ストレスが高いものの、やりがいは高い」と感じていた。
入院透析では、その中間的な傾向が認められた。
【考察】
業務状況により、「仕事ストレス」と「やりがい」は関連している可能性が示唆された。
今後も医療の職場環境の変化に伴い、勤務部署のストレス状況を把握し、
それに応じた対策が必要と思われる。
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