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write by : 2009年07月29日 06:10
岡山大学病院血液浄化療法部
高取優二 先生
【目的】
糖尿病性腎症から新規腹膜透析となる患者を対象として
Icodextrin透析液の有用性について明らかにする。
【方法】
糖尿病性腎症で新規腹膜透析導入となる患者をブドウ糖透析液のみと
Icodextrin透析液併用の2群に無作為にわけ、
治療継続率や残存腎機能などを比較検討する。
【結果】
開始から12ヶ月までデータを回収できた44症例を解析した。
治療継続率は有意にIcodextrin透析液群の方が高かった。
除水量は経過を通じてIcodextrin透析液群で多かった。
尿量はエクストラニール群では6カ月から、ダイアニール群では12ヶ月で低下傾向にあったが、経過中両群間で有意差は認めなかった。
CCrはエクストラニール群で6カ月より有意な低下を認めたが、
2群間で有意差はなかった。
【結論】
Icodextrin透析液は糖尿病性腎症腹膜透析患者において治療継続率、
除水量において有用である。
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