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write by : 2009年07月28日 07:00
キナシ大林病院 薬剤科
蓮井三智代 先生
【はじめに】
患者は、希望すれば調剤薬局でジェネリック薬への変更は可能であり、
市販薬・健康食品等も使用している。
また複数の病院を受診している場合もある。
しかし透析患者の投薬は腎機能障害を考慮し行う必要があり、
患者自身が適正な治療を受ける為には、自身の投薬状況を把握することで、
重複投与や過剰投与などによる副作用を防ぐことも必要である。
【目的】
お薬手帳利用状況調査を行い、患者自身がお薬手帳の利点を理解し
活用できているか検討した。
【方法】
当院透析患者へのアンケートによる調査を行う。
【結果】お薬手帳を知っている患者は全体の約8割であるが、
実際の利用は約3割であり利用しない理由として持っていないという理由以外に、
面倒・忘れる、病院・調剤薬局で見てくれない等の意見があった。
【結論】
お薬手帳に関しての利用は十分とはいえない。
患者を含め他施設との投薬情報の共有は必要であり、
総合的な服薬状況の把握は適切な治療を行う上で重要で、
お薬手帳の有効な活用は必要と思われる。
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