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write by : 2009年07月21日 01:52
聖隷富士病院人工透析センター
三谷育子 先生
【緒言】
現在、末期腎不全の治療選択は圧倒的に血液透析が多い。
当院では患者自身が主体的に治療法を選択できるように、
クリニカルパスを用いて、保存期ならびに導入期の患者指導を行っている。
指導により、血液透析と腹膜透析との選択率は、ほぼ同率となった。
【目的】
腹膜透析患者の「PDライフ」の実情を知り、
医療者と患者間の認識の相違を把握し、患者指導を振り返る。
【対象及び方法】
保存期指導を受け、腹膜透析を選択した患者10名を対象とし、
自己記入形式によるアンケート調査を実施した。
【結果】
治療開始後、「想定外の出来事が起こった」との回答が10名中7名に認められ、
このことで、医療者と患者間に治療イメージのギャップが存在することが示唆された。そこで在宅での問題として挙がった透析液管理スペースや、
一週間分の廃棄物等を写真にした『写真で見るPDライフ』を作成し、
導入期指導に活用した。
【結論】
写真を用いて「PDライフ」の実情を見せる指導は、
在宅治療をイメージすることに有効であった。
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