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write by : 2009年08月04日 01:27
平成日高クリニック
島田美樹子 先生
【目的】
2008年本学会にて、ビフィズス菌HD(R)(森下仁丹)による
P低下作用を報告したが、結果にばらつきを認めた。
そこで今回、P低下作用に影響を及ぼす様々な因子を検証した。
【対象・方法】
平成日高クリニック外来維持透析患者のうち、
透析前Pが5.5mg/dl以上の28名に対して、
ビフィズス菌HD(R)を1日2包(40億個)、就寝前に投与した。
投与1カ月後のP5.5mg/dlで低下群(BMI22.0±2.7)と
非低下群(BMI21.8±5.6)に分類し、投与前の血液検査結果、
食事摂取量を比較検討した。
【結果】
投与前の血液検査結果では、T-choのみ両群に差を認めた。
食事摂取エネルギーにおいて
低下群: 非低下群で(1388kcal/日:1695kcal/日)、
脂質では(34.9g/日:50.9g/日)、
カルシウムでは(316mg/日:476mg/日)、と
それぞれが低下群で有意に低値であった。
【結語】
ビフィズス菌HD(R)のP低下作用には食事摂取量の影響を受ける可能性が示唆された。
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