スポンサードリンク
write by : 2009年08月04日 01:30
松下会あけぼのクリニック
北岡康江 先生
【目的】
行動変容プログラムを用いた継続的な栄養指導の有用性について検討した。
【方法】
1.栄養指導を継続して行う群を継続的介入群、
初回の栄養指導のみ行う群を単回介入群とし、
指導前後の血清リン値の推移について比較検討を行った。
2.透析食に関するアンケート調査を行った。
【結果】
血清リン値は両群ともに指導後は有意に低下し、
指導9ヵ月後においては継続的介入群のみ有意な低下が見られた。
栄養指導に対する印象や透析食については、知識と意識の差があることがわかった。
【考察】
患者の自己決定により実行可能な目標を立てながら
セルフケア行動を変容させていくステップバイステップ法を活用したことで、
継続した指導が可能となり血清リン値の改善に有用であった。
【結語】
行動変容プログラムを用いた継続的な栄養指導を行い、
栄養士と患者の関わりを高めることは、患者のモチベーションの高揚につながり、
血清リン値の改善及びセルフコントロールの維持に効果的であると思われる。
スポンサードリンク
▽高リン血症を認める透析患者に対する行動変容プログラムの有用性のキーワード
▽次の記事、前の記事
ビフィズス菌HD(R)による血清リン値(P)低下作用に及ぼす因子について | 食物繊維追加投与がビフィズス菌HD(R)の血清リン値(P)低下作用に及ぼす効果
▽高リン血症を認める透析患者に対する行動変容プログラムの有用性のレビューをブログに書く
ブログのネタに使う場合は、以下のリンクソースをブログに貼るだけでOKです。
▽高リン血症を認める透析患者に対する行動変容プログラムの有用性にトラックバックする
▽高リン血症を認める透析患者に対する行動変容プログラムの有用性にコメントする
今日のキーワード
当サイトのRSS
カテゴリー
新着記事
月別アーカイブ
Copyright (C) 2009-2013 All Rights Reserved 透析看護研究