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write by : 2009年07月27日 07:00
友愛三橋クリニック
内山晴美 先生
【目的】
シナカルセト内服は2HPT治療の柱であるが、
副作用により増量できない患者や自己中止した患者を経験した。
2HPT治療には、これまで以上に看護師が積極的に介入する必要がある。
そこで、博友会におけるシナカルセト服用患者の現況を調査した。
【方法】
シナカルセト服用患者55名にアンケート調査を実施した。
【結果】
38.2%の患者に副作用がみられ、うち88%が消化器症状であった。
出現時期は内服後2〜3時間が38.1と最も高かった。
また、83.3%が副作用はあるが日常生活に支障はないと回答した。
自己の検査データを把握していた患者は14.5%と低かった。
【考案】
シナカルセトの副作用は出現頻度が高く、
約20%の患者ではコンプライアンス維持が難しいと思われた。
自己中止した患者に検査データをグラフ化して提示し病態を説明したところ、
服薬を継続するになった。
【結語】
副作用の発生状況を把握し、個々の患者に応じて指導すれば、
コンプライアンス向上が期待できる。
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