スポンサードリンク
write by : 2013年01月09日 12:40
関東労災病院血液浄化センター
荒井 智恵 先生
【背景および目的】
当院は透析導入病院である性格上、維持透析患者の過半数は
腎臓内科以外の病棟に入院しているという現状がある。
同理由から腎臓内科病棟以外では看護師による透析看護が
充分になされているとは言えない状況にあった。
そこで病棟における透析看護の質向上を目指し、
私たちはまずシャント管理から啓蒙活動を行った。
【方法】
病棟看護師を対象に、
シャント管理に関するパンフレットを作成、配布した上で勉強会を開催し、
その前後での正解率と、複数の項目における実践率を比較検討した。
【結果】
勉強会開催の呼びかけに対し予想以上の参加者があり、
透析看護に対する関心の高さを知ることができた。
また勉強会前後で、シャント管理に関する問題の正答率および実践率がアップしていた。
【まとめ】
私たちから病棟看護師に対し、常日頃から積極的なアプローチを継続的に行うことは、
腎臓内科病棟以外の入院維持透析患者のQOL向上に貢献できる可能性があると考えられた。
スポンサードリンク
▽透析看護の質向上を目標とした当院における試みのキーワード
▽次の記事、前の記事
腎代替療法の説明を担当する看護師の育成内容についての検討 | 混合病棟におけるCAPD看護のスタッフ教育構築の試み〜習得段階の把握を取り入れた教育プログラムを実施して〜
▽透析看護の質向上を目標とした当院における試みのレビューをブログに書く
ブログのネタに使う場合は、以下のリンクソースをブログに貼るだけでOKです。
▽透析看護の質向上を目標とした当院における試みにトラックバックする
▽透析看護の質向上を目標とした当院における試みにコメントする
今日のキーワード
当サイトのRSS
カテゴリー
新着記事
月別アーカイブ
Copyright (C) 2009-2013 All Rights Reserved 透析看護研究